桜新町と言えばサザエさんの街。
駅前の商店街にはサザエさんの銅像もありますし、少し歩けば「長谷川町子美術館」もあり、ちょっとした観光スポットです。
そんな駅前商店街は「サザエさん通り」と言われていますが、観光で訪れてみたい方は一体何があるのか、1日中遊べるようなスポットなのか分かりませんよね。
そこでこの記事では、サザエさん通りに何があるのかや、アニメの中に出てくる「三河屋さん」について解説します。
サザエさん通りはどこにある?
サザエさん通りとは、東急田園都市線「桜新町駅」にある商店街のある通りで、カルディコーヒーファームと三井住友銀行の間の通りのことで、進むと突き当りには交番、右手に少し行くと「長谷川町子美術館」、左手に進み国道246号線までをいいます。
距離にして約500mくらいで、両側には商店やクリニックなどが軒を連ねています。
サザエさん通りには何がある?
では、サザエさん通りというくらいなのだから特別な何かがあるのでは?と期待するところではありますが、住人から見るといたって普通の商店街です。
ですが所々にサザエさんを感じる場所があり、普段のお買い物やクリニック通いに利用している時も、サザエさんを感じます。
駅前の銅像
桜新町駅は地下になっていますが、階段を上がって地上に出ますとサザエさん一家の像があります。
「西口」を出たところに磯野一家。波平さん、舟さん、カツオ、ワカメが出迎えます。
少し離れてサザエさん一家。サザエさん、マスオさん、タラちゃんが迎えてくれますよ。
その他にも交番の前と桜新町1丁目緑地(サザエさん公園)にもありますので、記念撮影はいかがでしょう。
長谷川町子美術館
漫画家長谷川町子さんの収集した美術品やサザエさんやいじわるばあさんの原画が展示されていたり、磯野家の模型なんかもあり、アニメで見ている磯野家を立体で見れて面白いです。
昭和の平屋の家なので、懐かしい祖父母の家を思い出す人もいそうですね。
こじんまりした美術館ですが、静かでゆっくりと楽しめる場所ですよ。
大人:900円(65歳以上:800円)
大学生・高校生:500円
中学生・小学生:400円
長谷川町子記念館・喫茶部
長谷川町子美術館のお向かいには記念館があり、2023年8月から11月26日までは「企画展 サザエさん旅あるき(海外編)」が開催されています。
旅行が趣味だった長谷川町子の旅先でのエピソードを書いた作品だそうです。
また、喫茶部ではサザエさんが描かれた器でコーヒーやお菓子などをいただけたり、お土産(オリジナルグッズ)もありますので、記念になりますね。
三河屋さんは本当にある?
サザエさんの漫画の中で何度も登場する「三河屋」さん。
三河屋さんは本当にあったんですよ!
マンガに登場する三河屋さんは、商店街にあった「三河屋酒店」がモデルなんです。でも、商店街にあった・・・過去形なのです。
時の流れには逆らえず、三河屋さんはコンビニエンスストアになりました。
現在は、本当にあった場所から道路を挟んで向かい側にセブンイレブンとして営業しています。
そのセブンイレブンには「三河屋」と書いていますので、訪れた際には探してみて下さいね!
サザエさん通りには何があるのまとめ
サザエさん通りについて解説しました。
桜新町はその町の名前に「桜」と付くように、桜の美しい街です。
桜新町の桜は八重桜でソメイヨシノよりも遅く咲きますので、お出かけされる方はソメイヨシノが散ってしまった後の、4月中旬~下旬辺りに行くとお花見も併せて楽しめますよ。
1日中遊べるようなスポットではありませんが、子供の頃に見たサザエさんを懐かしみながらお散歩してみてくださいね。